- アボカド
- キウイ
- ジャボチカバ
- パイナップル
- バナナ
- フィンガーライム
- ぶどう
- マンゴー
- もも
- りんご
アボカド 熱帯果樹
常緑樹で他の果樹と違い甘さでなく油分を蓄える
・根が弱いので植え替え時は根鉢が巻いたまま鉢ましや露地上する
浅い位置に根を張る。横に広がる。
病気や害虫は少ない。放任
アボカドは水は好きだけど加湿は苦手なので土は排水性が良い土が理想。
根っこを貼らせるのが大変なので排水性を優先する
鹿沼中粒4、赤玉中粒1、軽石中粒1の配合が乾きを優先で根が巻きやすい
団粒構造で中に空気を通したいので粒がつぶれないように配合する。アボカドは樹なので何年も同じ土を使うので土が大事。お金に余裕があれば硬質の赤玉土が良い
①種の皮をむく。カビ対策。食べた後すぐに向くと簡単
②4号ロングスリット鉢に半分ほど土を入れ種を入れた後、先端が隠れるくらいまで土をかぶせる
③鹿沼土中心なので土が白くなってきたら乾いた判断で水やり
④光が必要。室内だと徒長した苗になり細くなる
⑤春3~5月、夏6~7、秋8~10月で年3回一気に成長するのに合わせて剪定、摘心をする
⑥根っこが十分に貼ったら5号のスリット鉢にまして土をかける。根が弱いので崩さない
1年すると一本棒として成長するので冬の間に頭止めをして2本仕立てにする。
アボカドは植え替える際に根が嫌がるので沖縄でもポット栽培で10号まで大きくして収穫する人も多い
風に弱いので、沖縄でも内陸側でないと路地栽培は難しい
4月ごろから市場にアボカドの接木が出回る4000円割る
木が暴れないまっすぐ伸びる
耐寒性がある
イチジク
秋果の収穫時期は、8~10月。夏果は、○○月
病害虫は殆ど被害がない
5月くらいからテッポウムシが幹の部分に穴を開けて木くずが地面に落ちていることがあるので毎日見回りをするとよい
手作業で十分なので機械を用意する必要がないため、米農家より利益率が良い
梶谷さんは米との比較で言ってた
剪定した部分から伸びた枝に秋果ができる
去年伸びていた枝に夏果ができる
外観が紫色
サイズは○○g、糖度16.5 スーパーで出回ってる日本で一番有名な品種
早生品種で8月下旬が収穫時期
外観が白緑
サイズは○○g、糖度16.5 スーパーで出回ってる日本で一番有名な品種
中生品種で9月が収穫時期
夏果は世界最大
外観が黒色
サイズは○○g、糖度が高く、黒いダイヤと言われる
晩生品種で10月が収穫時期
’24年12月30日ポツンと一軒家より、島根県の梶谷さんがイチジク農家として登場
’24年12月30日ポツンと一軒家より、島根県の梶谷さんがイチジク農家として登場
’23年の12月25日に放送した再放送の模様
出荷時期の8~10月は毎朝休みなく仕事
JAに下ろしているので検品の締め切りである10時半までに出荷させる必要があるため、毎朝6時半に準備してコンテナに収穫して、重さを引き算でSサイズ、Mサイズ、Lサイズで分けて1パック300gが300円でJA買取価格(’23年12月現在)蓬莱氏
Sサイズは、1パック6個
Mサイズは、1パック5個
Lサイズは、1パック4個
キウイ
原産国は中国。マタタビ科
栽培が簡単で放置でよい
耐寒性がマイナス10℃まで大丈夫
鳥獣被害が少ない。熟れる前に収穫するのでカラスも食べない
虫もわかないので、注意するのは夏場のカミキリムシくらい
3年目で収穫。冬に収穫するのでライバルが少ない
追熟型。貯蔵できるので輸送に向く。長く楽しめる
りんごと一緒におくと甘くなる。完全に密封ではなく袋に一緒に入れた後、口を少し開ける
オスとメスで2本が必要
オス1本とメス5本でも大丈夫
中生、貯蔵に優れているので一番流通している
毛が剛毛
枝が出にくいので鉢植えには向かない、露地植え
ヘイワードは酸っぱい、100~110g、栽培が簡単
香緑(こうりょく)は甘い、実が付きにくい受粉がしにくい
早生の品種で10月中旬~、糖度が高い、大きいサイズもある
枝数が出しやすいので鉢植えでコンパクトにしたてられる
アップルキウイは、甘くてデカイ150g、枝が出やすい
ゴールデンキングは、
ジャンボイエローは、デカイ、甘い、9月中旬~11月中旬
東京イエローは、東京五輪に向けて作られた。甘さ酸味のバランスベスト
収穫時期が早く、糖度が高い、全体的に小ぶり、貯蔵に向かない
毛がつるつるの品種もあり皮ごと食べれる
枝数が出しやすいので鉢植えでコンパクトにしたてられる
紅妃、甘い、小ぶり70~80g
レインボーレッド、毛が無くて皮ごと食べれる。
じゃぼちかば
’24年11月に鉢で購入
フトモモ科でブラジル原産。オリーブみたい
暑いところの植物
高木(こうぼく)なので露地植えだとかなり大きくなる。幹も太くなる
日当たりが良い処を好む
幹の根本は樹皮がはがれて白っぽくなる
風通しの良いと場所で育てないとアブラムシやカイガラムシが出る
とにかく水切れしやすいので、常にたっぷり水をやる。水不足で葉っぱが色が薄くなり葉が落ちていく。丈夫なのでまた来年生えてくる
土壌は酸性を好むとのこと、培養土でも良い
収穫できるまでに長期間が必要
実生なら12年、接木なら5年ほど
剪定は簡単、生長点の先で伸びすぎた部分を切るくらいで十分
植え替えで大きな鉢にし過ぎると根腐れを起こす可能性があるので、一回り大きいくらいでい
常に水をたっぷりやれるかたでないと栽培に不向き
暑さにも寒さにも強く丈夫
風通しが良い処でないとアブラムシやカイガラムシの害虫が出る
枝が伸びるのも早いので樹勢を形づくって楽しむ
枝が出やすいので新芽が枝分かれした所を残して切る
どこで切っても割と大丈夫
幹が太くなるほど実が大きくできるようになる
追熟できないので流通に向かない。生産者が少ない
種が入ってる、ぶどうとライチの中間
パイナップル
パイナップルは追熟しない。
JAの指標で2,3分で出荷するように(ルールが病気が入りにくい)あるので本来の味ではない。店頭で黄色くなってるのは追熟ではなく劣化。直接販売で購入する方が完熟が食べれる
完熟の度合いは実の下の方からだんだん赤くなってくるので全体が赤くなれば完熟
完熟の本来の味は。水分があって、甘みがあって、酸味も抑えれている
原産国は中米。大航海時代にコロンブスが広めた。
パインは植物の中でもかなり上位に生命力がある
乾燥に強い。日が当たる過ぎるとよくない。水はけが悪いと根腐れする
生長点が無くても増やせる
クローンで増やす。バナナと同じ
パイナップルは酸性土壌を好むので鹿沼土やブルーベリーの土で良い
鹿沼土細粒オンリーで十分
植え付けから収穫まで2,3年
子株のサイズで収穫までのスピードが変わる。脇芽だと時間がかかる
露地栽培だと沖縄の奄美くらいがギリ。鹿児島でも難しい
芯腐れびょうになると葉っぱが引っ張るととれる。水はけの悪い所で発生しやすい
パインは下の部分が甘くなる
バッタが新芽を食べる
露地上の場合は、黒マルチを貼って保温対策をする。株間は40センチ以上離す
土に差し込むイメージ植えた後でグラつかないようにしっかり踏み固める
水やりは土が乾ききってからかん水する。頻繁にやると根腐れする。
週1でも多い。10日に一度
気温が15℃を下回らないのが理想。寒くなると腐る
土は酸性土壌(ph4.5~5)がおすすめ。ブルーベリーと鹿沼だったり鹿沼と腐葉土
元肥はマルチを貼る前に鶏ふんを少々。1本あたり10gていど
畝はそんなに高くなくても良い。植え付けは3~9月
本土で作りやすいのはボゴール
加工用パインでキロ100円でJAの買い取り。Nパイン。おすすめできない
ゴールドバレルでキロ450円
冬の管理方法は、鉢植えの場合は水やりは月に一度にして日当たりは半日陰にする
露地の場合は水やりはしなくても良い
カンガ。果実の一番上の部分(果肉が付いた部分は外す)や子株を取って
夏なら5~7日ほど日光か半日陰で十分に乾燥させる。
傷口からの腐敗対策。成功確率が上がる
根っこは横から生えるので枯れこんだ葉部分を何枚かちぎる
8号のスリット鉢に鹿沼土を並々いれ上に鶏糞か牛糞を載せる。
木の陰など光を少し避けて置いておく
最終的には10号鉢に植える
鉢植えで栽培していると、クラウン(親)からバナナのように古株が生えてくる。ある程度育つと、鉢の土をひっくり返して分離させる
サボテンと同様に考えられるので親は枯れない
子株を下方向に引っ張り「パキっ」ととれる根は生えてないが大丈夫
再生栽培と同様、傷口を数日日陰で乾かす
親株はもとの鉢に戻す。土も同じ鹿沼土。
再生栽培から2年後のお楽しみで無限に古株が増やせる
子株も6or8号鉢に鹿沼入れて埋める。表面に牛糞堆肥をかけておく
*品種登録が切れてないものは販売・譲渡が禁止されいるので注意
果肉の色がゴールドで、形が樽型(バレル)
サイズは1,400g、糖度16.5 人気の品種。2009年に品種登録
7月下旬が収穫時期
多冠芽(たかんが)双子、三つ子、になりやすい、味は変化なし
萎凋病(いちょうびょう)葉っぱが赤くなる株が弱ったタイミングで萎凋病の菌が入る。水はけが悪いとなりやすい
比較的小ぶりのパイナップルで桃のような香りがする
サイズは847g、糖度16.3 7月下旬が収穫時期
ソフトタッチという品種で1999年に品種登録された
ー2℃までいける
葉っぱが緑色で片面だけとげとげがある
ホワイトココの親品種
市場では安くてうまい
縦に割ったとき中身に黒い部分(黒目)ができやすい
萎凋病と鉄欠乏症。葉っぱの先端が黄色くなってるのが鉄欠乏症。酸性土壌では出にくい
果肉が白く香りが高い、「ゆがふ」「ソフトタッチ」が親
2021年に品種登録
7月下旬から8月が収穫
時期がずれた果実が出やすい品種。6月収穫や秋に成ったり
亜鉛欠乏症になりやすい。果実が左に曲がってでてくる
「ゆがふ」「サマーゴールド」を交配し2017年に品種登録
葉っぱが鋭くかたい、とげはない
葉っぱが強いので台風に強い品種と言われる
サイズは1,071g、糖度19 8月下旬が収穫時期
収穫時期は8月
スナックパイン。台湾原産
皮目の節のような部分から一口ずつ手で簡単に千切って食べることが出来る。
サイズは769g、糖度18.1 7月下旬が収穫時期
栽培人口は一番多い
病気に強い。水分量が少ないので搬送しやすい
栽培は簡単だが棘が多いのでケガしやすい
本土で栽培するならコレが選択肢
バナナ 夏も冬もできる 熱帯果樹
・バショウ科、バショウ属(ムサ属)
・温暖な地域で育つイメージだが耐寒性(-5°まで)がある種のバナナが存在し、日本の本土でも育てられる。
病気や害虫は少ない。放任
・15度下回ると成長が止まる
・調理用バナナ(プランテイン、アイスクリームバナナ、プラタ)
・デザートバナナ(キャベンデッシュ、ナムワバナナ、モラード、島バナナ)がある
・草本性の果樹、葉が重なり合って茎みたいに見える。
・バナナは地下茎なので種ではなくクローンで増やす
・収穫に関しては植え付けから2~3年での収穫のイメージ
・栽培が簡単。剪定、摘果など不要。作業は間引きくらいで沢山とれる
・袋掛けしたければ果報が出来たらすぐにかけてよい
・露地は水はけが悪い土地でも大丈夫。
・植栽間隔が必要。近くに植えるとジャングル状態になる
・2,3年に一度は間引きが必要になる
・葉っぱが36枚~40枚ほどになると花穂(はなほ)が出て着果する
・70~160日で実が収穫できる。スイカと同じ温度の合計で
・収穫後は袋に入れリンゴを1個入れておくと早く追熟できる。エチレンガス
・バナナの表面にシュガースポットという茶色い点々が出来てくると酸味が抜けて甘くなり食べごろ
・台風で折れたらその場所で切り倒す。すぐに下の成長点から伸びてきて成長する
・台風の翌年には収穫できることが多い
・風速20~25mなら風よけの壁で大丈夫。40、50m超えるとお手上げ
・販売に関しては輸入品と違う点をアピールすることで売りやすい。「皮が食べれる」「酸味がある島バナナ」「もちもち食感ドワーフなど」、キロ1000円超えるとありがたいイメージ。キロ1500円いくこともある
・保存可能で追熟型。
・4,5段で実がなる。6,7段できれば優秀
・バナナは排水性がない粘土質でも育つ。牛糞を使わなくても大丈夫。排水性を上げるなら完熟牛糞たい肥が一番
病気は、土壌感染のパナマ病があるが日本では菌が存在しない
害虫は、「ダニ」、「アブラムシ」、「アザミウマ」実の表面、「コナジラミ」
・親株から1年で子株が3株ほどできる
・収穫したら親株は切り倒して細かく切り肥料として土に返す
・バナナの収穫は1回きり
・理想は3メートル、密植で2.5メートル離して植える
・7~10月が収穫多い。9月がベスト
・普段スーパーで買うのはキャベンディッシュ
・バナナの株分けはなるべく深く植える最低40cm。子株や孫株が根元の斜め上に出来るので浅い横に倒れてしまう。バナナは株が増えてくると上に広がっていく
・植える際に葉っぱを落として植えると良い。葉を残しておいてもすぐに枯れてしまう
植えたら周りにマルチとして枯れ草を被せておく。根の細根が上に上がってきたときの対策
・牛糞たい肥を穴の中に入れるのも良い
・親から切り離した部分を乾かしてから菌が入らない状態で植える方法もある。株分けした状態で2日ほど横倒ししておけば良い
・バナナは下の葉から枯れていく。葉の根元にゾウムシが侵入するので枯れたらハサミで根元から切り取っておく
・バナナは3本仕立て。親の後に子株を2本育てて、次からは切り離すかつぶす。育てづらいため
バナナでアイスクリームバナナはあるが受けが悪い。味がネットしてるから、あと木が暴れやすい
最近はアップルバナナが知名度出てきた
ドワーフナムワという品種は知らない。ドワーフはモンキー
ゾウムシ‥バナナの茎の根元を狙い卵を植える空洞ができ途中から倒れる
バショウオサゾウムシ‥
バナナセセリ‥花の所に夜いる。葉っぱを食い荒らすイモムシ。夜に活動する。実が出来なくなる
ハダニ‥葉っぱに動く小さな黒い点がそれ、水で洗い流すor殺虫剤
①子株の外側をスコップでしっかり掘る。根っこを付けて外すため
②芋が親と支柱で繋がってるのでスコップで切断。
③掘っておいた外側に倒す。断面に黒い空洞があればゾウムシが侵入した可能性があるのでバラして処分!
④根っこについた土をマイナスドライバーで外す。同じ畑に植える場合は土も落とさずすぐに植える
④日陰で2日ほど置いて乾かす。傷口にかさぶたのイメージ
⑥50~60センチ深さに植えなおせし。1年半ほどで収穫できる
ジャイアント・キャベンディッシュ
スーパーで見かける一般的なバナナ
アイスクリームブルーバナナ
耐寒性があるバナナ品種
葉の根元が白い
バニラアイスの味がするからアイスクリームバナナらしい
13㌢ほどの太くて短いバナナ
色が白っぽくねっとり系、凍らせて食べれそう
アイスクリームバナナには「BLUEJAVA」と「hukmuk(プランテン)」があり、blueが美味。hukmukは生食に向かない調理用バナナ
耐寒性があるバナナ品種
バナナの中で一番おいしいと言われている
10㌢くらいのサイズ
葉の根元が赤い
耐寒性が無いので本土では難しい
背が低いバナナ
普通のバナナに似ている
三尺という名の通り90cmほどまで成長する。
耐寒性はない
フィンガーライム
’24年10月に大村のオーケーで購入
6号のスリット鉢に植え付け
11月にカメムシの黒いミニサイズが幹に大量に付着。調べたらカメムシは木の樹液を吸い果樹の成長を邪魔する害虫だったので農薬散布した。マラソン乳液
ぶどう
耐寒性
耐水性あり。砂漠でも水田でも栽培可能。世界で一番栽培されてる。主にはワイン用など
実が収穫できるスピードも速い。約3年。3年目は実が大きくはならない5,6年見る
根域制限で鉢植えなら2年で出来る
実に雨が直接あたると病気になる確率が格段に上がる
7,8月に収穫できるので
病気の種類や病害虫は少ない。
巨峰、シャインマスカット、ふじみのりなど日本の品種は栽培の手間はかかる
ぶどうは樹勢管理がすべて。栄養成長と生殖成長の違いを理解する
栄養成長は樹木が育っていくこと
生殖成長は花芽がついていくこと。栄養成長を止めないと生殖成長にならない
暑い地域なら色付けの心配がないのでマスカットがおすすめ
基本作業は
・冬に剪定、
・春に芽吹いてきてたら棚に誘引。低い位置に成らせると梅雨の時期に湿気が当たったり雨の跳ね返りに合うので注意
・花が咲いたら、満開になるまでの1週間に1000個の花を100個まで減らす。花切り(なった房の先端だけ残して処理)。
・ジベレリン処理は品種によって違う。2回行う。ホルモン処理の事で授粉したのに創造妊娠で大きくなっていくイメージ
・摘粒。100個の粒のうち形がいいものを残して抜いていく
・袋掛けをして収穫を待つ
収穫まで育てるなら40リットルほどの土がいる。不織布ポット12ガロン相当
ぶどうの王様
20,30年まえにブーム
暑すぎると最後に黒く色が乗らないまま終わる事がある
8月下旬~9月に収穫
初心者向け、豊産性がある
10年前からブーム
皮ごと食べれる。独特の風味がある
暑くても色を載せる必要が無いので作りやすい。
病害虫に強く、貯蔵性に優れ、劣化も殆どない
8月中旬~9月上旬
初心者に超おすすめ
巨峰系で種が入ってないので食べやすい
沢山できる
9月上旬~中旬に収穫
巨峰の進化系
皮ごと食べれる
9月上旬~10月上旬に収穫
初心者向け、豊産性がある
巨峰の500円玉サイズ~ピンポン玉サイズ
皮が黒くなるほど糖度が上がる
8月上旬~9月上旬に収穫
マンゴー 熱帯果樹
ウルシ科、インドやミャンマーが原産国
追熟可能
1本で実がなる
根が深い位置まで伸びる。横にはあまり広がらない。地中深く根が伸びるので乾燥に強い
樹勢が強い。野生だと高さが10~20mにもなる
害虫や病気が多いので農薬がないと難しい
マンゴーの栽培には温度管理がとても重要で、開花期は受粉適温20~30℃を維持することが求められます。20℃以下になると受粉・結実が正常に行なわれず、種無しマンゴー(ミニマンゴー)になる
・開花期は水分を多く必要とするので水撒きを多めにしますが、ハウスの湿度が上がり過ぎると炭疽病やうどんこ病が発生します。対策として換気をまめに行い、病気にかかった花や実の園外への持ち出しと焼却を徹底して行います。
開花が始まると、花は急速に成長するのでその重みで枝が折れることもあります。そのため、蕾が出てから開花までの1ヶ月間は花房を上から紐で吊り下げて枝を支えます。
開花期間は長く約1ヶ月間ほど続きます。
・開花以降の土壌乾燥は実が落ちる原因となるので、こまめな水撒きをします。
より大きく美味しいマンゴーを育てるため、育てる果実以外を取り除く「摘果」という作業を行います。摘果は葉50~70枚に1果が適正
・果実が肥大して暗紫色になってきたら白色の袋をかけ
袋をかける時期が早いと果実の色が悪くなり、遅いと病気になりやすく
・通常アーウィン種は、最低1日1回ハウス内を見まわり、袋内(ネット内)に落ちた果実を収穫する
追熟方法は収穫後、常温で置いておくと酸味を抑え果肉が柔らかくなり香りが強まる
品種により追熟期間が異なるが、アーウィン種では収穫後3~5日が美味
箱に入っていれば箱を開け直射日光を避け15~20度で風通しが良い所で保存
追熟を急ぐなら、りんごと一緒にビニールに入れる。エチレンガス効果
1日1回香りをかぎ、柔らかくなりすぎてないか黒い斑点が出てないかを確認する
黒い斑点が出ていたら、それ以上の追熟を避け斑点箇所を取り除いて食べる
・炭疽病:マンゴーの実の表面にできる黒い点々。だんだん大きくなる。原因はカビ
パパイヤ、アボカド、コーヒー、バナナ、パッションフルーツ、ビワにも起こる
梅雨の時期と思いがちだが12月、1月に菌が侵入する。梅雨で活性化
10℃~40℃で菌は生き続ける。25℃で活性化。
対策はビニール貼りや強い品種やコンパニオンプランツなど
1月の出蕾(しゅつらい)時期に注意
かかったら、花、実、枝を切り離しゴミとして捨てる下には落とさない
・軸腐れ病:軸の方から腐っていき実の上からぷにぷにとなっていく
収穫後に切れ目の部分から、病気が侵入。進行が早く、収穫後4日くらいで発症しさらに2,3日で全体に回る
はんだごてで切り口を焼くと発症しなくなる。4,5秒でよい。収穫後24時間過ぎると意味がなく。3時間以内だと確実。はんだごての先端を平たく加工すると楽
切り口が黒くなってたらはんだをしよう。アーウィンなど完熟して実が落ちた場合は切り口がなくなって焼きづらくなるので事前に収穫もある
・すす病:
・マンゴーハフクレタマガエ:葉っぱ1枚の全体が黒い点々で穴が開く。光に透かせるとわかる。炭疽病は葉が黒くなっても光で薄くは見えない違い
国内でのマンゴー栽培の、実に96%がこの品種
収穫は沖縄では6月~8月上旬
完熟すると果皮が赤くなり自然落果します。
果重は300~500g、長卵形で、果皮は鮮紅色、果肉はオレンジ色で繊維質がほとんどなく、肉質は細かく多汁、糖度は12~15度
耐寒性も他の品種よりも強く、経済栽培に優れている反面、炭疽病に掛かりやすい
ハウス栽培により炭疽病の発生率を押さえることが可能
収穫期はアーウィン種の出荷が終わる8月~10月頃
果実は大きく、果重は500g~2000g、長卵形で、果皮は緑色、果肉はオレンジ色で、味が濃厚でクセが少ないのが特徴です。完熟しても果皮が赤くならず緑色のままで、また自然落果しないので収穫後追熟させます。
収穫後10日から2週間前後が食べ頃
糖度は15度、酸度は0.28%程度。繊維が少なめで甘味もたっぷりあり、トロリとした口当たりとともに深みのある味わいがあります。栽培はアーウィンに比べると比較的に容易で、炭疽病にも強い様です。
アップルマンゴーに比べ、一本の木に多くの実がならず、熟する時期が確認しづらい上に大きくて買い手が少ないため、流通量は少ないです。
吊らなくても収穫が可能
みかん
常緑果樹で暖地向き
早生品種の「ゆら早生」が早く収穫出来て甘さがあるいいとこどりでおすすめ
南向けに植えるのが常識だったが最近は温暖化のせいで南側以外でも良い
ももと同じく収穫時期に雨が降ると味がぼやけて甘さが少なくなる
病気対策は、ボルドー剤が幅広い病気対策ができる
病害虫は、カミキリムシ、ダニ(ボルドー剤を振ると天敵がいなくなりダニがわきやすい)
剪定だけで放置するので十分
風に弱いので注意、それもあって北向きは避けられてた
落葉樹と違い、葉がついてるので植え付けは3月がおすすめ、九州なら9,10月でも良い
冬が温州ミカン
冬後がポンカン、文旦
春以降が夏ミカン
①土を掘る深さは10~15cm。深くなり過ぎない方が良い
②苗の根っこをほぐして長すぎるor痛んでる部分は切る。白くなってる部分は乾燥してるのですぐに植える
③根っこを広げてから植える。根っこの近くに大きな石が無いように
④支柱を立てる。10~15cmの距離離す。長くても20センチ
⑤土を寄せて踏み固める。根の周りに空気があると乾燥するため
⑥根元が接木の部分が出てることを確認。台木はゆずやからたちが多い。接ぎ木部分を植えると。蜜柑の樹勢が強い部分が育ってしまう
⑦噴火口のようにドーナツ状に作ることで水が降ったときに水を吸収しやすい
⑧買った苗木は根っこに対して葉っぱ部分が多い。葉っぱからの蒸散が多くて水切れしやすい、対策として枝を落とす。ポイントは枝の一番上の節のしたが良い。
⑨地面から15cmくらいまでで枝が出てたらそれも落とす。実が付いたとしても重さで地面につく高さになるため
➉支柱とビニールひもで結ぶ。少しテンションかけて垣根結びを2か所行う。高い部分は主軸を選ぶ
⑪根本周りに植物性の堆肥(わらなど)を置き雑草対策と乾燥対策を行う
ホームセンターでよく見る品種、福岡産
11月ごろ収穫
速さと甘さをいい処どりしたみかん、和歌山県産
極早生。運動会で食べる蜜柑のイメージ
10月中旬~下旬に旬を迎える
早く収穫できるので病害虫がつきにくい。
晩生みかん
12月が収穫時期、クリスマスまでに収穫を終える
皮が厚く、長期保存に向く、甘い、2か月は保存できる
1本あれば1家族で消費できないくらい
もも
バラ科スモモ属
糖度が高く、酸味が少ないので野生動物や病害虫の被害が多い
剪定の修正が簡単なので初心者向き
耐寒性がありマイナス10℃までは行けるので北海道以外栽培可能
4月の頭から花が咲き、中旬くらいで満開となる
7月頭くらいから収穫時期。(九州だと5月中旬くらいから、本州だと6月から取れる)
1品種10日間のイメージ
収穫1週間前になると袋を外し太陽に当てて赤色を付ける
7月の収穫時期に大雨が降ると糖度が1度2度簡単に落ちる。糖度回復までカンカン照りで3日は必要。光で糖度を測定する機械がある
葉っぱ30枚に1個の実がつく
消毒は最低2~3回、ストロビー、デランフロアブル、スコアがあれば10年はもつ
病気には強いが虫が付きやすい。
(例、シンクイムシ:枝の先端が枯れる現象。原因は蛾の幼虫で実の中にも入ってくる)
実に当たらないよう配慮して年に1~2回は消毒した方が良い
ももを鉢植えする際の土はアボカドの時と同じく(鹿沼4、赤玉中粒1、軽石中粒1)を利用する。植え付け時は排水がメインで根が張りやすいのが大事
桃は水を吸いやすく、水を吸うほど味が薄くなり甘さがなくなるので、植え替え時もそのままの土の配合でも良い
通常、春、夏、秋で3回成長するのでその時に枝の剪定となる。
3年後に10号鉢、幅2メートルで高さ2メートルで実を10個収穫が理想
地植えだと幅3メートル、高さ3メートルあればしっかり収穫できる
樹上で完熟させた桃は皮ごと食べると、最高に甘味が感じられる
固い品種はより顕著
①環境を変えるためにポットから取り出し水で根を洗う
②根っこを挟みで少し切り落とし、刺激を与える
③6号のロングスリット鉢に根を広げた状態で植え付ける。土を入れながら隙間を埋めるようにトントンするとよい。地表に粒肥を軽く撒く
④ロングタイプでないと根の部分が入らない事がある。接ぎ木の部分は出すように注意
⑤節が詰まってる位置で切り戻し。コンパクト仕立てにする。半分くらいの高さになる。切り口にトップジンを塗る。枯れ枝を切り落とす
⑥木を太らせるのが優先で3年後に収穫のイメージ
⑦6月になったら、2本仕立てないし、3本仕立てで剪定する
産地は山梨
6月に収穫の早生品種、梅雨前に収穫できる
袋掛けしなくても行ける
糖度がほどほどに高い
白鳳
産地は山梨
触感が柔らかい、トロトロ。西日本で好まれる
市場で皆が白桃と思って購入してる品種
病気に強く着果強い。鉢向け
花粉をもってるので一本で実がなる
梅雨シーズンに収穫なので甘さの当たりはずれがでかい
あかつき
産地は福島
触感が白鳳よりは固い。東日本で好まれる
小ぶりだが安定の高糖度、川中島よりジューシー
日本で一番作られてる品種、スーパーで300円
病気に強く着果強い。鉢向け
豊産生がある
花粉をもってるので一本で実がなる
新潟だと7月中旬~下旬にできる、暖地だともっと早い
晩成品種
触感は固い。ガリガリだけど糖度が高い。大玉
有名な品種で贈答用(安くて高糖度安定)に用いられる、600,700円
新潟だと8月10日前後から収穫でお盆に当たる。
九州でも梅雨を開けてからの収穫
花粉を持ってないので多品種の花粉が必要
清水白桃
7月下旬~8月中旬
産地は岡山県
白いももで糖度によってランクがある。贈答用として人気
病気になりやすいので栽培難易度が高い
黄金もも
晩成品種
8月下旬~9月中旬収穫
触感は固くて濃厚な甘さ。食べ応えがある
産地は長野県
冬桃
超晩成品種
⑪月下旬~12月上旬収穫
りんごやなしのような固い食感。一週間ほど追熟させると夏の桃みたいに柔らかくなる
産地は岡山県
栽培が難しい
りんご
リンゴ栽培は職人気質
九州で栽培は難しい。山口までは産地としてある。
夏の暑さにすごく弱いので暖地だと南向きより北向きが良い
夏場に病気が入りやすいので涼しい場所
九州で栽培するには品種を選ぶ。つがるは難しい
寒い時期になるシナノスイートもおすすめ
青森と九州では病気の種類が違う。寒い地方の病気は農薬が出回ってるが暖地むけは、、
12月以降に植える
成長が早い。大きく育ち強い枝が出る。10mまで育つ
花が1か所に10個ほどの実ができるので、1個に絞って敵かしないと姫リンゴサイズになる
花3~4か所に1個の下向きの実を残し
病気対策に袋掛けをする
成長成長が高いのでわい性の品種がおすすめ
11月以降に収穫なので暖地でも行ける
一番生産されてる
生産も割と楽
袋掛けをしないで栽培するとサンふじと呼ぶ
生産量2位
意外と難しい
生産量3位
ふじ×つがる 品種登録されたのは1996年
つがるの代わりにふじの受粉樹にもいりやすい
収穫時期9月下旬~10月上旬
サイズは300~350g
1本で実がなる
栽培が簡単。家庭菜園ならおすすめ
袋掛けもいらない
年間の収穫スケジュール
横グラフ
スリット鉢植え、不織布ポットに入る土の容量
鉢 | 直径×高さ | 土の容量 |
6号 | 18cm×15.8cm | 2.5L |
6号ロング | 18cm×20.5cm | 2.8L |
8号 | 24cm×21cm | 6.1L |
8号ロング | 24cm×27cm | 8.6L |
10号 | 30cm×26cm | 12.8L |
不織布ポット | 直径×高さ | 土の容量 |
1ガロン(6号) | 18cm×15cm | 3.8リットル |
2ガロン(6号相当) | 20cm×20cm | 6.3リットル |
2.7ガロン(7号ロング) | 21cm×30cm | 10.4リットル |
3ガロン(8号相当) | 25cm×22cm | 10.8リットル |
5ガロン(10号) | 30cm×25cm | 17.7リットル |
6.5ガロン(9号ロング) | 28cm×40cm | 24.6リットル |
7ガロン(11.5号相当) | 35cm×28cm | 26.9リットル |
10ガロン(13号相当) | 40cm×30cm | 37.7リットル |
12ガロン | 40cm×35cm | 44リットル |
20ガロン(16.5号相当) | 50cm×40cm | 78.5リットル |
34ガロン(20号) | 60cm×45cm | 127.2リットル |
45ガロン(23号相当) | 70cm×45cm | 173.2リットル |
*お金をかけてもよいなら不織布ポットでなく『ルートラップポット』商品登録されてる商品を選ぶと育ちが良い。ナチュラルファームenで販売してる
ルートラップポット | 直径×高さ | 厚さ | 価格(’24年時点) |
50リットル | 47cm×35cm | 10A、20A、30A | 1,000円 |
65リットル | 47cm×40cm | 1,150円 | |
100リットル | 57cm×40cm | 1,600円 | |
150リットル | 74cm×40cm | 2,400円 | |
200リットル | 80cm×40cm | 2,600円 | |
400リットル | 105cm×50cm | 3,600円 |
*鉢のサイズ60センチが植え替えや移動できる限度
挿し木での増やし方
超簡単:イチジク
比較的簡単:ブドウ、キウイ
*ローマ人もブドウを挿し木で増やしたと言われている
難しい:うめ、もも、りんご、ほぼできないと言われているので数多く試すしかない。成功後も接ぎ木苗より成長が遅くなるのでメリットが少ない
細すぎる枝は使わない。
根元をナナメに切り、差しやすいさとカルスを出しやすくする。
先端にトップジン
難しいものも数多く試せば一個くらい成功する
黒マルチだと雑草対策と地温も上がるのでおすすめ
接木での増やし方
りんご、なし、うめ、もも などは台木を育てて、接木として育てる
台木が根っこを張る役目
接木の部分が欲しい実の部分の挿し木というイメージ
台木はそれぞれの果樹によって合わせる種類が違うので勉強
桃の台木は、花桃や○○などが使われる。台木によって今後の成長に特徴が出るが要勉強
鉢植えの際の土づくり
今は培養土があるが、培養土も値段次第で質の良し悪しがある
昔ながらの自分で作る場合は、
・赤玉小粒を7割に腐葉土を3割の配合で混ぜる
・有機肥料を加えたい場合は牛糞堆肥を1割ほど増やす
・赤玉土は硬質赤玉を使うと数年間は土がつぶれないで粘度質になりずらい
2024年の結果
アボカド、ベーコン×メキシコーラを露地植えするも夏の猛暑に水やりをさぼったため枯れた
イチヂク、すべて順調。初心者向けだけのことはある
ビワ、クイーン長崎が3年目にして収穫できるも。ほとんどカラスに食われた
温州ミカンはまだ1年目のため変化なし
日川白鳳も1年目のため成長するだけ次は剪定して樹形を作る
2024年11月の目標
・アボカドをもう一度トライ。ベーコン×メキシコーラを8号鉢で栽培。
・三尺バナナを栽培
・耐寒性のあるドワームナムワ購入2024年4月~9月し露地栽培
・ゴールドキウイ♀(じゃんぼイエロー)栽培×孫悟空♂
・ぶどう(BKシードレス)栽培、シャインマスカット購入、ナガノパープル購入
なし(秋月×甘ひびき)栽培
・もも(あかつき)を鉢6号ロングスリットで栽培