現在使用している絶縁監視装置の設定方法
事前準備編
絶監王Ior
中身を出して、電池を単三4本
クランプをインプットBにセット。Y端子
CH1(電灯)、CH2(動力)としておくと楽
GNDに白相、もう片方に黒相
アンテナをセット
電源を入れランプ点灯を確認
電源をセット。電源は丸端子になってる
絶監王のホームページを開く
今回、使用する監視装置を「読み込む」
【通報先設定】
スマホメールアドレスとパソコンメールアドレスを設定する
タイトル名を変更し、お客様名を入力する
メッセージに担当者の連絡先を入力する
【連絡先設定】
(停電、通電と試験送信と電池残量)
【通報設定】
入力端子設定(インプットBに設定)下の写真を参考
メンテナンスはそのまま
現場取付編
事前準備で設定した絶監本体、CT、アンテナ、電源
動力トランス設定装置を忘れずに
・本体の電源をコンセント近い位置に取り付ける。直接日が当たらないところにつけるように
・アンテナを取り付ける。キュービクルの窓の近くにつけるとよい。もし落ちた際、高圧の方へ落ちないように低圧盤の上につける
・CTの取付は先に本体へGND白線、もう一方を黒線につないだ状態で変圧器のB種接地にかませる。kトラと覚える。CTを変圧器の上部につけると誘導を拾う可能性があるので下の方につける
・アース線はつけない。これは好みの問題だが、アースを付けると落雷の際、電位差がより強く生じるため絶縁監視装置本体の壊れる確率が上がる
取付が終わったら、絶監本体の電源を入れて「通電」のメールが届いてから試験送信を押してみる
動力回路の三相(IOR)の設定
設定キーを準備する
・絶監本体右側の蓋を取り、設定キーから白い線を差す
・設定キーについてるアース線をキュービクルの本アース(端子台)に噛ませる。これはより正確な数値を出す必要があるのでキュービクルの金属部などは禁止
・動力トランスからきている低圧盤を探し、ブレーカー二次に赤相、白相、青相をそれぞれ噛ませる。予備があればそこが望ましいがここは自由
・設定キーのチャンネルを選択し設定を長押しで設定できる
・同様に、ほかの動力トランスのIOR設定をする
設定が済んだら、本体に繋がってる白線を外し設定キーを片付けて「試験送信」でIORの数値をみて設定がうまくいったか確認する
絶縁監視装置試験
試験装置を準備
・電流切替レンジをOFFにする
・電流微調整のスライダックを0にする
・黒線を接地がつながってる場所、キュービクルの金属部などに噛ませる
・赤線を試験を行いたい変圧器に繋がってる低圧ブレーカーの2次側のどれかに噛ませる
・リーククランプをCTを噛ませている接地線に噛ませて数値が見えるようにしておく
試験開始
(電灯変圧器の場合)
電流切替を上段100Vの50mAに合わせる。電流微調整のつまみを少しずつ上げて絶監本体の「警報発生」に赤ランプがつくまで上げ付いた数値をメモっておく。電流微調整を0に下げて電流切替をOFFにする
(動力変圧器の場合)
電流切替を下段200Vの50mAに合わせる。電流微調整は同じ
動力で最初からIOが多くて「警報発生」がつく場合の対処法は、レンジを一個下げて200V25mAの設定に合わせて電流微調整を少しずつ上げる。
もし微調整をMAXまで上げて「警報発生」がつかない場合は、クランプの数値より大きく50mAの最小値より低い数値で試験値となる